株式会社サンスター

重度の肢体不自由または重度の知的障害のある方が、日常生活を営む上で常時介護を要する方に対して、ホームヘルパーが自宅を訪問し、入浴、排せつ、食事などの介助や、外出時の移動支援を行うサービスです。
このサービスは、障害者総合支援法に基づく介護給付の1つです。生活全般にわたって介護が必要な方にとって不可欠な介護サービスの1つと言えます。

障害者自立支援法（2006年度施行）では、重度訪問介護は重度の知的障害者のみが対象で、肢体不自由者の方は原則利用できませんでしたが、外出時の支援が非常に重要であるという声を受け、障害者総合支援法改正後（2013年度施行）より、重度の肢体不自由者にも利用対象が拡大されました。

【対象となる方が該当する主なケース】
　(1) 次の方であること
  障害支援区分における判定により、要介護度が「障害支援区分5以上」と認定された方。

  (2) 指定されている難病等のうち特定の難病等（12項目）の合併症を持っている方も対象になります。
  ALS、脊髄小脳変性症、進行性筋ジストロフィー等の難病等の患者さんで、在宅生活を送る方に適用されます。

18歳以上の場合は利用者に一定の自己負担を求められます。一般的には所得に応じて負担額が決まりますが、上限額が設定されており、負担は月あたり0円から最大で37,200円です。